「木の肌って、種類で違います」無垢の木で家づくりVo.３

 

今日の最低気温１２℃

 

 

曇り空の朝です

昨夜の雨から・・・曇り

 

 

気温も低くないのので

良かったです

 

 

梅雨時期みたいな天候ですが

春って感じです

 

 

農家の方は雨が降った方が

いいそうですが・・・

 

 

 

 

増えてきました

 

 

 

少し減っていますが

油断は出来ません・・・

 

 

青森県も感染者が多く・・・

予防が緩いのかな

 

 

まあ個人個人が予防しながら

感染しないようにする・・・

 

 

予防ですね

 

 

昨日はご当地木材

「青森ひば」について

 

 

簡単ではありますが書いて

みました

 

 

改めて青森県は山が多いので

木材量も豊富で

 

 

住宅建築に適した樹種が

あります

 

 

今日は「青森すぎ」について

書いて見たいとおもいます

 

 

ちなみに「青森すぎ」とは・・・

 

 

じつは日本三大美林のひとつ

 

 

日本三大美林のうち、木曽ひのきの美林

青森ひばの美林に関わることができる

 

 

機会に恵まれています

 

青森天然ひば、秋田天然すぎ

木曽天然ひのきは通直で加工性に優れ

 

 

日本の代表的な歴史的建造物などの

材料として利用されてきましたが

 

 

現在は供給量が減少し、地域の木の

文化や技術が途絶えてしまうのでは

 

 

という声も聞かれます

 

 

また、森林生物の多様性保全の観点

からは、すぎ、ひのき、ひば等

 

 

温帯性針葉樹は世界的には分布する

地域が限られていて

 

 

特にその天然生林は貴重といえます

 

 

 

 

スギ材の特徴は、一般的には次のよう

に考えられています

 

 

長所…（国産材の中で）安い

加工しやすい、資源が豊か

 

 

短所…傷がつきやすい、水に弱い
ところが、建材としてみたとき

 

 

特に内装材として、スギの

大きな特徴があります

 

 

・木肌が暖かい（蓄熱性がよい）
・手触りが柔らかい

 

 

・湿気を素早く吸収して木肌が

サラッとしている（調湿機能がある）

 

 

・軽軟で加工性が良い

・特有の香りがある

 

 

・（製材品の）乾燥がはやい

 

 

特に、床材としては、保温性が高いので

冬は暖かく、また、熱を通しにくいことから

 

 

夏はひんやりし、裸足で快適に過ごせます

 

 

無垢の木材は呼吸していることから

その持ち味が生きていると考えられ

 

 

内装材としては、高く評価
されるものだと思います

 

 

そんなポテンシャルを秘めた

「すぎ材」って・・・

 

 

杉の家とは、文字通り、すぎを主要な

建材として使っている住宅のこと

 

 

温もりのある風合い、手触り感の良さ

天然木に包まれる安心感

 

 

リラックス効果のある香りなどを

理由に、近年

 

 

杉の家は改めて見直されています

 

 

杉は日本の固有種。古くは法隆寺（奈良）や

千利休の茶室にも利用されてきた

 

 

日本人にとってなじみの深い建材です

 

 

日本の精神文化に根付いた建材

だからこそ世代を問わず、杉は広く

 

 

受け入れられているのでしょう

 

 

 

ちなみに法隆寺は・・・

 

 

法隆寺が開かれたのは607年

日本初の女性天皇・推古天皇の時代です

 

 

法隆寺は、その推古天皇を補佐した

聖徳太子（厩戸皇子）によって

 

 

創建されました

 

 

非常に広い境内を持つ法隆寺

 

 

東大門を境に西院伽藍と東院伽藍

に分かれており、特に西院伽藍には

 

 

五重塔をはじめ、世界最古の

木造建築が立ち並んでいます

 

 

日本最古の歴史書『日本書紀』

によると・・・

 

 

法隆寺は670年に火事のためすべて

焼け落ちたとあります

 

 

しかし、711年までには再建

されていたことが分かっています

 

 

とはいえ、法隆寺が飛鳥時代当時の

姿を今にとどめていることに

 

 

変わりはありません

 

 

その文化的価値が評価され

平成5年（1993）に日本初の

 

 

ユネスコ世界文化遺産に

登録されました

 

 

１３１１年目ですね