NO .706
2021年7月5日(月)
今日の最低気温17℃
最高気温27℃
曇り空の朝です
昨晩は雨が降っていました
ひさしぶりの雨でした
関東地域で降り続いていれ
大雨の影響で、熱海の土石流
映像で見たのですが・・・
土石流の勢いが凄く
あっという間に家屋、車などが
流されています
今回土石流が発生した場所は・・・
伊豆山地区の中心部から1キロほどの
山の中で開発のために土が盛られていた
一帯を含む斜面が大きく崩れていたことが
わかったそうです
崩れた土砂の全体の量は盛り土も含めて
10万立方メートルにのぼる可能性が・・・
まさか崩れるとはおもっても
いない事だとおもいます
このような場所は、日本に多くある
とおもいます
毎年被害を出している・・・大雨
線状降水帯が河川の氾濫、土石流
など甚大な被害が起きています
昨年からはコロナも加わりました・・・
色々な事に警戒しながら
頑張るしかないのですね
今回起きた傾斜地、造成地に関して
少しふれてみたいとおもいます
傾斜地には、比較的安価で購入
できたり、眺望の良い場所に住宅を
建てたりできるメリットがあります
しかし、傾斜地に住宅を建てる際は
地盤の状態や建築費用、法令など
注意しなければならないことがあります
土地が平らな状態で売りに出されている場合は
山を切り崩したり(切土)、土を盛ったり(盛土)し
何かしらの造成が施されています
造成方法は「切土」か「盛土」のいずれかで
平らな状態にされますが
その方法によって地盤の強さが異なる点に
注意が必要です
中には「切土」や「盛土」だけでなく
それらが混在した「切盛土」も多くあります
切土の部分は、山の自然地盤をそのまま活用
するため、地盤は比較的締まっています
一方、盛土の部分は人工的に土砂を
埋め立てて地盤を造るため
埋め立てた土砂の締め固め次第では
強度面で不安な点があります
また、高低差のある土地では
土地が低い側に擁壁(ようへき)が
設置されることがあり、擁壁に
近い部分は埋戻し土が不安定な場合があります
そのため、傾斜地に住宅を建てる際は、
盤の安全性を確認するためにも地盤調査は必須です
他にも確認しておきたいポイントは区域指定や
関係する法律の規制などです
例えば、以下のような場合は注意しなければなりません
・「急傾斜地崩壊危険区域」かどうか
・「宅地造成法改正」後の造成かどうか
急傾斜地崩壊危険区域とは、がけ崩れに
より相当数の居住者等に危害が生ずる
おそれがある急傾斜地と
がけ崩れが助長・誘発されないよう
にするため、切土や盛土など一定の
行為を規制する必要がある土地のことで
都道府県知事が指定した地域です
急傾斜地とは
”急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律”
いわゆる急傾斜地法において、
傾斜度が30度以上である土地とされています
傾斜地に関して様々な事がありますが
平地より、リスクがある事がわかりました
青森市内でも傾斜地に建築している場所もあります
山間部などにも見る事があります
これから東北地方でも雨の日が
多くなってきます
天気予報、様々な警報など出た場合は
速やかな行動ですね
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました
住所 |
青森県青森市大野若宮140−29 マップを見る |
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営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | 水曜日・GW、お盆、年末年始 ※電話対応しています。 |